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2018/11/03

38億年と35年7ヶ月と数日 生きた今日に

今日、お話できた方の言葉から懐かしい詩を思い出すことができました。

 
    谷川俊太郎


また朝が来てぼくは生きていた
夜の間の夢をすっかり忘れてぼくは見た
柿の木の裸の枝が風にゆれ
首輪のない犬が陽だまりに寝そべってるのを

百年前ぼくはここにいなかった
百年後ぼくはここにいないだろう
あたり前な所のようでいて
地上はきっと思いがけない場所なんだ

いつだったか子宮の中で
ぼくは小さな小さな卵だった
それから小さな小さな魚になって
それから小さな小さな鳥になって

それからやっとぼくは人間になった
十ヶ月を何千億年もかかって生きて
そんなこともぼくら復習しなきゃ
今まで予習ばっかりしすぎたから

今朝一滴の水のすきとおった冷たさが
ぼくに人間とは何かを教える
魚たちと鳥たちとそして
ぼくを殺すかもしれぬけものとすら
その水をわかちあいたい



      (谷川俊太郎 詩集『空に小鳥がいなくなった日』 サンリオ 1990年)
 この詩集では「からだの中に」、「朝のかたち」、「祝婚断章」、「ほほえみ」、「なんにもない」、「じゃあね」も好きです。
  



歌は石橋和子さんの「ケ・サラ」を。
個人的にはこの歌は、原曲の歌詞の雰囲気より日本で歌われてきたような歌詞のほうが、曲と歌詞があってるなぁと思います。
いい歌。




とんでもなく遅かったり、急発進したかと思ったら今度はまったく動けなかったり、後ずさりしながらではありますが、しっかり歩いていきたいです。 九条実現するには倒閣実現せねば。明治を賛美するような首相は終わってます。恥ずかしい。相変わらずの大言壮語だけど、本気で心から、です。 自分にできることは、すべてやりたい。がんばろうっと。