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2019/11/29

11月29日はパレスチナ人民連帯国際デー

昨年の11月29日に当ブログ掲載文章です。



 前から紹介したいと思ってたハンダラくんのこと、今日こそアップしようと思って準備していたら パレスチナ・アマルさんのウェブサイトで今日11月29日が「パレスチナ人民連帯国際デー」であることを知りました。

 学ぶことの大切さは言うまでもないのだけど、人間はそんなに強くないから日々の生活に必死で、遠くへの意識を持ち続けることはむずかしい。だからこそ、その土地で作られたものを身に纏ったり、食べたり、生活のなかで使うことが重要になってくる気がします。遠い土地に住むひとたちの暮らしと、具体的に繋がれるお仕事をしてくださっている皆様に感謝します。

【パレスチナ支援の販売いろいろウェブサイト】
パレスチナ・アマル(Amal Falestini)オンラインショップ
パレスチナ・オリーブのウェブサイト
パレスチナ子どものキャンペーン
 パレスチナ刺繍 タトリーズ
日本国際ボランティアセンター(JVC)クラフト雑貨



 一方で、パレスチナ民衆の権利を奪う勢力のものを拒否することも大切だと思います。スターバックスには入らない、コカコーラは飲まないようにする、とか。
日本政府のイスラエル支援のODA(政府開発援助)も到底許されるものではありません・・・。自分たちの税金によって、イスラエル国家が支援されていることを恥ずかしく申し訳なく思います・・・。(イスラエルに限らず日本のODAの問題は非常に根深いものですが・・・)

暮らしの中に織り交ぜられる悪に対して、注意深くあるために学びと意識化が必要だと感じます。 最後のパレスチナ織物の工房から生み出された私のラスト・カフィーヤ、これからも大切にします。シリア産の黒のカフィーヤも・・・。



 12年くらい前にパレスチナ問題の集会で購入させて頂いた、パレスチナの人たちがつくった刺繍が美しい素敵なめがねケース(上記紹介のJVCさんの取り扱い商品でした。私は、毎朝つかう体温計をいれています。)に、イラストが描かれたタグがついていています。はだしの男の子の後ろ姿・・・。50歳で暗殺されたパレスチナの風刺画家ナジ・アル・アリ(Naji Al-Ali)が描いた、パレスチナ難民の男の子ハンダラくんです。ハンダラくんはいつも後ろ姿で描かれています。

 ハンダラくんを初めて見たとき、そして画家が暗殺されたことを知ったときは衝撃を受けました。当時知人から購入したハンダラくんのカレンダーはホッチキス留めが外れてしまった今もクリアファイルにだいじにとってあります。

【参考記事】
(1)「ハンダラ パレスチナの良心」 JVCパレスチナ現地代表 小林 和香子さん記事 2003年6月 3日
(2)Handhala (ハンダラ パレスチナの子ども) ブログ「愉しい寄り道」さん 2012年5月29日記事

【参考動画】(アラビア語と思われます・・・・)



ハンダラくんの原画はこちらでも観ることが出来ます。
【ウェブサイト】Hanndara.org(英語)
http://www.handala.org/cartoons/index.html

その中でも私にとって印象的だった、ハンダラくんとイエス様。
ハンダラくんとイエス様

世界が見ない振りを決め込んでも、パレスチナで実際に起きてきたこと/起き続けている現実を見続けるハンダラくん。
真実から目を背けずに、徹底的に目撃し続けるということが抵抗なんだとハンダラくんはその姿で教えてくれているように感じます。





最後に古居みずえさんの映画の予告動画を二本紹介します。

古居みずえドキュメンタリー映画支援の会 http://support-miz.thyme.jp/index.html

映画 『ガーダ ―パレスチナの詩』(2006年)予告編  


映画『ぼくたちは見た −ガザ・サムニ家の子どもたち−』(2011年)予告編


 昔、舞台に立たせてもらったときに演じさせてもらったパレスチナの難民の少年や、イスラエルの戦車に轢死させられたレイチェル・コリーさんの言葉が、いまも身体のどこかに響いています。

 暮らしのなかで、パレスチナを忘れないように想い続け、生活していくなかでの平和の祈りを紡いでいきます。いつか、誰かと想いを分かち合える何かを私も生み出していけるよう、地道に力をつけていきたいです。



2019/11/19

石木ダム用地の明け渡し期限

参考記事:

石木ダム用地 明け渡し期限 家屋撤去 代執行請求可能に
2019/11/19 10:19 長崎新聞社


【ニュース動画ありの記事】
KTNテレビ長崎
 「いつものように住んでいます」県の求めに応じられずと抗議 石木ダムは”土地の明け渡し期限”で重要局面…
2019年11月18日 19:57



石木川まもり隊:長崎県川棚(こうばる)町 ホームページ





 昨日、新聞記事で遅まきながら長崎の石木ダム問題を知った。
今日が強制代執行請求可能の期限日になったそうだ。
一人一人の権利や自然や住環境を奪って成り立つ「公共の福祉」なんて在り得ない。
国家の詭弁でしかない。
成田空港が作られた三里塚でも、いろんな公園でもたくさんの人の住まいが力づくで奪われた。
「戦後」、アジアの国々で日本のODA(政府開発援助)で作られたダムによってどれほどの人の人生が破壊されてきたか。
国家権力の暴力がいよいよ剥き出しになっていく。
これまで作られ続けてきたダムの現状から、滞砂問題ひとつとってもダムが治水としても発電としても適していないことを国だって、もうとうに知っている。建前とされている目的を満たす方法は、探そうとすればある。それでも「公共事業」と銘打っての土木行政の甘い汁がその矛盾を野放しにし、ダム建設の強行は止まらない。
石木ダムも辺野古も、ほったらかしの被災地も、未だに止まらない原発建設も。権力の暴挙と逆走は激化している。肌で感じる。

 高校三年生のとき、進学が決まった大学のテキストの中で二風谷ダムの問題を知った。(その時、アイヌモシリが植民地化されて「北海道」になったことを初めて自覚した。)その後、高校在学時に授業でインターネットで調べものをしてレポートをするという課題があったとき、二風谷(にぶたに・ニプタイ)ダムのことを知りたいと思い「アイヌとシサムのウコチャランケを実現する会」のホームページに行き着いた。
 裁判を闘われた貝沢正さん、萱野茂さんの裁判所での意見書を読み、涙が止まらなかった。
アイヌ民族の聖地である沙流川の上流に作られたダムは、19997年の裁判で違法ダムであることを認定された。しかし、今も二風谷ダムはそのままだ。2005年に初めてその地を訪ねてその違法ダムをこの目で見て、歩いた。泥や砂がたまり、泥水色の水の底にアイヌ民族の聖地が沈められていた。
鮭が通れるようにという名目でコンクリートで「魚道」という水路が作られていた。鮭がどうやってそこにたどり着けるのか。辿りついたとしてもV字にターンなんてできるわけない。実際に実物を見て、その発想のばかばかしさに絶句した。
下流で、人間によって作られた段差を越えられず、それでも産卵のために何度もジャンプし上流に還ろうとする鮭たちの姿に申し訳なくて涙がでた。
沙流川の支流の額平川の上流では平取ダムが建設されている。

 人間が自然を破壊していて、人間が人間の暮らしを奪っていくこの日本社会の在り方。
いったいいつまで続けるんだ?気候変動問題がどこまで深刻化しているか、こんなに災害が続いても分からずに自然を破壊し続けるのか。人の暮らしを壊し続けるのか。このままじゃ、どの道 滅びる。

 長崎県と佐世保市はちゃんと住民の人たちの想いを受けとめて、方向を転換してほしい。
それを成せるかどうかは、このことを知った全国の人たちの反応や声がどう届くかだと思う。強制代執行なんて絶対許されない。なんとか止めたい。わたしはオンライン署名くらいしかできないんだけど…。とにかくここに気持ちを書いて、皆さんと少しでも想いを共有できたらと思いました…。寒い中、現場で耐えられている皆様が安心して暖をとれる日がはやく来ますように。


【オンライン署名】
説明不足のまま進む、税金538億円を費やす石木ダム建設。長崎県は一度立ち止まり、公開討論会を開いてください。