2014/06/23

沖縄・慰霊の日

6月23日
沖縄 慰霊の日。

絵本『おきなわ島のこえ‐ヌチドゥタカラ(いのちこそたから)』丸木俊、丸木伊里(小峰書店)
を読み直す。

沖縄戦の証言そのものでもあるこの絵本に、
久しぶりに 向き直り、
感触をたしかめようとする。

このような、
このような凄惨な世界を生き抜いた人たちに

「戦後」も基地を、占領を押しつけて
暮らしてきたということ。

幾度も読んできたのに
初めて、罪に気付いたような気持ちになった。

絵本は伝える。
子どものひとにも、伝わる言葉と絵で
日常が地獄と化す戦争の姿を。

証言を追体験することは、とても大切なことだと思う。

今も続く沖縄の占領や基地問題の根幹に
沖縄戦があることを再認識する機会になるからだ。

今日の沖縄をつくってきた方たちの胸の内に、
たくさんのものを奪った戦争への怒り、悲しみが在り続けてきたのではないだろうか。

忘れないためには、知ることが必要だし、
想いを改め、事実を深く認識するための読みなおしが大切だと思う。



辺野古、高江、
そして、今まさに建設着工した京丹後の米軍のレーダー基地…

関心を持とうとすることで精一杯。自分の無力さを感じる。

けれど、思うことは
どんなに小さくても
お互いに語り合う空間を生み出していこうとすることの重要さ。

そうやって、
この暗闇の世界でも、お互いを光としてすすめるように生きること。

戦争に殺された人々の魂に応えるような生き方とは
戦争を拒み
ほんとうの人間として生きられるように
どんなに小さい力であっても
一人分の自分自身をあきらめないで歩むことだと感じている。

今日この日、
祈りを抱いて過ごしたい。