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2019/04/02

【短歌】日常

・神が知り 人は知らぬも 路傍花(ろぼうばな) 命の光 輝き充ちて

ゆうなの花

・春眠(しゅんみん)や 筆取りつつも 二度寝かな
・雲薄く月の光は円となり 二人眺めつ夜は更けゆく
・誕生日 あなたに逢えて今があり 感謝このとき 文(ふみ)を送りぬ

・遠方の友が来たりて 話し聴き 語る言葉に胸を打たれぬ
・古き友 訪ねてくれて有り難く 歩み正され 夜が過ぎゆく
・懐かしい話とまらず はしゃぎ過ぎ 大騒ぎして冷や汗をかき
・「また会おう」旅立つ人の背中にぞ 希望あれよと祈り見送る

・歌を詠む文字を知り得ぬ人々も 時空を越えて言葉 遺さん
・一本の鉛筆の価値 見失い 文字は躍るも儚く消ゆる
・次々と歌に成りゆく言葉たち 己(おの)が身体(からだ)に秘められし書(ふみ)
・歌を読む あなたの想い刻まれた 古き良き歌 心新たに

・病床の心弱りし時こそが あなたに贈る歌を育てぬ
・弱き我(われ)想い声にし呼びかけり応えうる声に 愛を知り生く
・己(おの)心 文(ふみ)で表す定型詩 届け届けよ 貴方の元へ
2019/04/02

【短歌】 上井幸子さん写真集『太古の系譜 沖縄宮古島の祭祀(さいし)』出版記念 もろさわようこさん講演会

太古の系譜
【参考記事】:(琉球新報) 祭祀と生活 克明に 復帰直後の宮古を記録 故・上井幸子さん写真集 2018年5月29日



・在りし日の貴女(あなた)が撮りし 写真たち 今甦れ八重山の神
・存在を預けられえし責任を胸に刻みつシャッターを切る
・その写真 撮りし彼女が預けしは アナタではなく もろさわようこ(※敬称略で失礼します)

――――

・「生きること迷い迷いつ来たけれど」 今振り返りつつ94年
・「逆境に強い女」と自称する もろさわさんの94年
・敗戦時 軍の資料を焼き続け 問うた祖国は国家あらずや
・「人間を損なうものと闘おう。私の国は人間だから。」
・《運命》と諦めきらず生きてきた未来開くは今日の歩みぞ

・女たち「太古の系譜」受け継いで 輝き光る太陽の縁(えん)
・生きている世界感じる直感を 養え養え 生き者として!



一橋大学大学院社会学研究科 ジェンダー社会学研究センター『ジェンダー研究を継承する』アーカイブ特設サイト
もろさわようこ(Yoko MOROSAWA)さん紹介ページ (※インタビュー動画あり)


2019/04/02

【短歌】 琉球/沖縄

・飛行機の窓から見ゆる碧き海 埋め立てられし土の面あり辺野古1
辺野古2
・盛り土の下に埋もれる生き物の 声なき叫び身に突き刺さる
・海の中 土に埋められ殺されて 合わす顔なく 空を逃げ行く
・戦世(いくさゆ)を生き延び生きる人々が 暮らし投げ打ち 今日も立たれぬ
・島々の歴史踏まえず 繰り返し ヤマトの軍は基地をつくりぬ

血眼(ちまなこ)を見開いたまま上げられし 
    人魚の遺体 我を問う也(なり)

・江戸時代 薩摩の頃の支配より 解放されぬ琉球の現在(いま)
・沖縄の支配され来た歴史から 知らねばならぬ 今の社会を
・「ヤマト人(びと)」己(おのれ)の立場 踏まえつつ 暮らす者から日本変えんと
・社会問い 己(おのれ)を問うて生きること 例外はなく油断大敵

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・青き海 心静かに聴こえくる 「それで滅びずいられるのか」と
2019/02/23

【短歌】 沖縄辺野古新基地県民投票の前日に。

・海を見よ 学べ歴史を 今を知れ
    ヤマトの暮らし 琉球の現在(いま)


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・意思表示 せねば暮らせぬ人々を いつまで黙し虐げるのか
・植民地 今も昔も続くのは 誰かの痛み「有り」とする世よ
・いつまでか いつまで示し続ければ その声届く世の中なるか
・強いられる立場にばかり繰り返し求める答え 服従強いて
・真実に問われているは私たち いつまで支配容認するか
・住んでいる人に責任押し付けて「地域の声」とよくぞ言うなり


・歴史知れ 軍隊および戦世(いくさゆ)が 平和つくりしことがあったか
・戦世(いくさゆ)を知りしあなたの言の葉が私に沁みる今日のこの時


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・押し込めた命「有き」とする社会 平和遠くも歩み続ける

2019/02/09

立春に 俳句を習い 言葉編む





・白雪の 山から降りし 風の音
・冷たくも なつかしき風 故郷(ふるさと)よ
・天と地を 吹き渡る風 春立ぬ
・冬の朝 木立まばゆく 息白し
・梅の香の広がる部屋に 光射す
・新しきセーターの色 春近し

・冬空の朝に一筋 雲が逝く
・送る日に背筋を伸ばす冬木立
・春までに寒さを超える 桜花(さくらばな)